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新築?リフォーム?…迷ってる方へ

1)出来るものなら壊したくない。…家はただの品物ではない。
長年住み慣れた家には色々な思いが浸み込んでいます。 住む人の人生の様々な場面は、生まれ育った家にこそあります。 住んでいる人と共に生きているのが『住まい』なんです。
家は生活の器です。大切にしたいです。 そんな家がただの産業廃棄物になってしまうなんて、出来るものなら壊したくありません。 出来れば、修繕をしつつ大切に長く住み続けていただく事をお奨めします。 いざ建て替えを決めて、解体が始まった日に、住み慣れた我が家が壊されていくのを見て、涙を流す人さえいます。

2)建て替える理由…建て替えざるを得ない状態か?
建替えの理由としては、主要構造部分が傷んでしまって、修復不可能となっている事です。 主要構造部がダメとなれば、リフォームという選択肢はありません。 もし迷っておられるのでしたら、基礎・土台・通し柱などの主要構造部の診断を受ける事をお奨めします。

3)全ての要望を出してみる。
間取り、断熱、防犯、防音、バリアフリー、エコ、オール電化、設備の使い勝手など、あらゆる要望 を全て出し尽して、自分でプランをまとめるか、専門家に相談してプランを創って貰う事をお奨めします。 生涯に何度もあるわけではない大切な作業です。じっくり考えましょう。

4)費用対効果を考える。
建替えた場合とリフォームをした場合の費用を比較してみることも必要かと思います。 建替えれば、理想の家を手に入れることが出来ますが、費用も含めたリフォーム案との比較もしておいた方が、納得いく結論が得られると思います。 リフォームの場合、主要構造部の解体、廃棄物処分⇒整地・地ならしなど、更地に戻す費用は発生しません。 建替えの場合は、植栽の移設、伐採、庭のやり替えなどの外構工事が発生することもあります。 一般的には、当然リフォームの方が費用は抑えることが出来ます。 しかし、リフォームの場合でも基礎、土台の補強、耐震壁の増設など、主要構造部の補強工 事が発生する事もありますので、総額を比較し、検討してみる必要があります。

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